業務用生ゴミ処理機【マジックバイオくん】は、広島県のベンチャー企業である株式会社:テックコーポレーション近畿大学工学部生物化学工学科の野村正人教授とで平成10年に共同開発されました。平成11年には科学技術振興事業団の独創的研究成果育成事業課題に選定され、複数の公的機関の融資を得て事業化に至っております。

 また、平成15年に、食品リサイクル機器連絡協議会(JAFREC)の正会員企業へ入会し、機種登録の認定を受けております。(本協議会は、事業用生ごみ処理機の性能に関する表示や評価方法について業界自主基準を定め、利用者に適切な機種選定情報を提供します。)




               業務用生ゴミ処理機「マジックバイオくん」は
               近畿大学工学部生物化学工学科との共同開発で生まれました。


  生ゴミを地中に長期間埋めておくと、地中に住む微生物(バイオ)が分解してくれます。業務用生ゴミ処理機『マジックバイオくん』の生ゴミ処理の方法はこれと同じ原理を用いており、温度や湿度などの条件を適正化することでバイオの力を最大限に利用し短時間で有機物を水と炭酸ガスに発酵分解するものです。発酵分解の主役である菌体は、土壌に存在する放線菌を中心に多様な生ゴミに対応できるよう複数の菌を配合精製したもので、「バイオテック・ユーノサ」というバクテリア製品です。この菌体は、1g中約1億7000万個もの密度で、木質チップの菌床に充填され、処理槽で生ゴミと一緒に攪拌されながら発酵分解を繰り返し行います。また、バイオテック・ユーノサは中温タイプ(20〜40℃)菌であるため自然環境に近い条件で活性を示します。即ち、処理槽の温度を高温にする必要が無いことや、酸素の積極的な供給を必要とせず生ゴミの破砕を兼ねて緩やかな攪拌を行うだけでよいことなどから省エネや安全面で優れた特徴があります。
 図表中、業務用生ゴミ処理機『マジックバイオくん』は、90%以上の減容能力があり悪臭の発生が少ない大幅減容型に分類されます。



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